▲阿部真之助議長に申し入れ書を手渡す公明党福岡市議団
議会改革の推進に関する申し入れ
地方分権時代の進展により、地方公共団体の役割や責任が拡大する中、二元代表制の下で、地方議会が果たすべき役割や責務は益々増大しています。
福岡市議会として、これまで議会改革特別委員会等において、市民に開かれたより透明性の高い議会運営を確立するため、本市議会の諸課題について広範かつ詳細な検討並びに改革を行ってきたところであります。
市民に分かりやすい情報公開の実現、議案などの審議の充実、議員の政策立案能力の向上等の取り組みを更に推し進め、より一層、市民に信頼される議会を構築する必要があります。
つきましては、公明党福岡市議団として以下の点について申し入れを行います。
阿部議長におかれましてはリーダーシップを発揮していただき、特段のご配意をよろしくお願い申し上げます。
- 議会基本条例の制定など、議会力向上のための検討の場を設けること。
- 議会による政策立案を行うための仕組みづくりの強化を行うこと。
- 討論の場の情報公開として、本会議、特別委員会のみではなく、常任委員会のインターネット生中継、録画中継を行うこと。
- 討論の場のIT化を進め、本会議場、特別委員会室、常任委員会室に大型スクリーンを設置し、パソコンやタブレット端末の持ち込み、スライドや写真を使っての議案説明や質疑を認め、市民に分かりやすい情報発信を行うこと。
- 挙手や起立などによる表決方法では、賛成者は何人、反対者は何人ということの把握が傍聴者やモニター視聴者には難しいため押しボタン式投票による電子表決を導入すること。
以上
福岡市議会議長 阿部 真之助 様
令和元年6月21日
公明党福岡市議団
黒子秀勇樹 大石 修二
山口 剛司 楠 正信
松野 隆 尾花 康広
篠原 達也 高木 勝利
古川 清文 大坪真由美
川上 多恵 勝山 信吾