▲髙島市長あての緊急申入れ書を荒瀬副市長に手渡す市議団メンバー
保育施設・幼稚園等周辺の道路の交通安全対策に関する緊急申し入れ
令和元年5月8日午前10時15分ごろ、滋賀県大津市において、交差点を右折した普通乗用車と直進してきた軽乗用車が衝突し、その弾みで軽乗用車が歩道で信号待ちしていた園児らの列に突っ込み、2人が死亡、1人が重体となり、保育士を含む13人が重軽傷を負う痛ましい事故が発生しました。
県警によると、同容疑者と軽乗用車の女性(62)はいずれも、これまで大きな事故を起こしたことはなく、幹部は「普通の主婦が起こした事故で、誰にでも起こり得る。だからこそ道路の安全対策が重要になる」と指摘しています。
つきましては、本市において、園外保育の市内危険個所を緊急に調査し、以下のような具体的な安全対策を講じるよう要請いたします。
- 市内の保育施設や幼稚園などに対し、児童の安全確保の徹底を求めるための注意喚起を実施すること。
- 市内の保育施設や幼稚園における警察とも協力した園外保育、散歩ルートの危険個所の点検を行うこと。
- 市内の保育施設や幼稚園等に聴き取り調査を行い、日ごろ危険と感じている個所を特定し、ガードレール(防護柵)や車止めポール(鋼鉄製などの強固なもの)の設置等、交通事故から園児を守る手立てを講じること。
- 幼稚園や小学校周辺にあるスクールゾーンに準じた「キッズゾーン」(仮称)を保育施設周辺に設けることや、園外保育の見守りをするボランティア「キッズガード」(仮称)制度の創設を推奨すること。
- 国に予算要望の上、安全点検は緊急に実施し、9月議会に対策費用を盛り込んだ補正予算案を提出し、今年度中に取り組みを終えること。
令和元年5月24日
公明党福岡市議団 黒子秀勇樹
大石 修二
山口 剛司
楠 正信
松野 隆
尾花 康広
篠原 達也
高木 勝利
古川 清文
大坪真由美
川上 多恵
勝山 信吾