▲令和5年度 子育て施策に関する要望を行いました。
公明党は、「子どもの幸せを最優先する社会」を目指し、結婚、妊娠、出産から巣立つまでの支援策を切れ目なく拡充し、「子育て応援トータルプラン」を発表し、ライフステージに応じた支援を目指しているところです。
子どもの貧困対策やヤングケアラーへの支援など、新たな課題にも向き合い、本市の子育て政策をリードする各種要望を髙島市長に手渡しました。
公明党福岡市議団は、子どもの幸せを最優先する福岡市を目指して参ります。
令和5年度 子育て施策に関する要望
- 第5次子ども総合計画の進捗を検証し、少子化や子どもの貧困対策など安心して生み育てられる施策を福岡市基本計画に反映していく
- 0―2歳児 負担軽減策として紙おむつや粉ミルク購入に利用できるクーポンや、産前・産後ケア、一時預かり、家事支援サービスなどの利用者負担軽減策の恒久的な実施
- 多子世帯及び多胎児世帯への優遇策として、タクシーにも使える子ども商品券や有償ボランティアの活用、また公共施設利用料や保育料の減免など支援の拡充。更に、民間住宅の家賃補助など実効性のある経済支援策の実施
- 子どもの貧困の連鎖を断ち切り、全ての子どもの健全育成を図るために、子ども食堂や居場所作りなどの環境整備や、学習支援事業のユニバーサル化を図る
- 低所得世帯への支援として、低所得の子育て世帯に対し具体的な経済支援の在り方を検討
- 児童虐待の根絶のために、地域で子どもを見守り、地域の中で顔の見える子ども育成に向けた体制作り
- ひとり親家庭の支援については、今年度実施の習い事クーポンの在り方を検証し、次年度以降より使いやすい制度として継続して実施する
- 重度障がい児への支援として、並行通園の制度緩和や、保育の受入れ環境を拡大し、保護者の就労支援や負担軽減を図る
- 発達障がい児の支援として、令和5年度開設の発達障がい者支援センターにおける相談体制、訓練等の機能強化を図り、診断までの期間短縮など早期発見・早期治療に繋がる体制作り
- 子ども医療費の高校3年生世代までの無償化
- 3歳児健診における視力検査の屈折検査の導入
- アピアランスケア推進事業の対象を小児慢性疾患の子どもにまで拡大する
- 小児がんなどの重い病気を抱えた家族への支援として、民設民営による緩和ケア施設開設に向けて、市有地の無償貸付や事業費の一部補助などの運営支援を行う
- 学校給食費の完全無償化については国へ強く要望するとともに、本市としても給食費負担の在り方を検討していく
- 不登校の児童生徒の学力保障のために、ICTを活用した学習支援や個の学習支援計画を実施し、特例校の設置も視野に検討する
- 妊娠期からの伴奏型支援に加え、産後ドゥーラの活用など母親への心身にわたるサポート・支援の拡充
以上
福岡市長 髙島 宗一郎 様
令和4年10月31日
公明党福岡市議団
黒子秀勇樹 大石 修二
山口 剛司 楠 正信
松野 隆 尾花 康広
篠原 達也 高木 勝利
古川 清文 大坪真由美
川上 多恵 勝山 信吾