▲しもの六太公明党教育改革推進本部事務局次長とともに
髙島市長に申し入れ書を手渡す公明党福岡市議団メンバー
子どもの登下校時等の防犯対策強化を求める緊急申し入れ
令和元年5月28日、川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷されるという痛ましい事件が発生しました。平成30年5月の新潟市における下校途中の児童(7歳)の殺害事件を受けて、国において作成された「登下校防犯プラン」では、子どもが一人で歩く「一人区間」などの見守り空白地帯の対策がポイントになりましたが、今回の事件は、登下校時に子供が集まる場所で発生しており、こうした観点も含めた防犯対策の検討が急務であります。
また幼少期から自尊感情を高める教育の拡充や生きづらさを抱えた人への支援対策が必要であります。
つきましては、本市において、登下校時等における子どもの安全確保を図るため、以下のような具体的な対策を講じるよう要請いたします。
- 警察などと連携した通学路の防犯の観点からの見守り、巡回を強化すること。
- 犯罪の未然防止のため警察・教育委員会・学校・地域住民などへの情報の共有を推進すること。
- 通学路の防犯の観点による緊急合同点検の実施、危険箇所に関する情報共有を行うこと。
- あらゆる事態を想定した防犯教育を徹底すること。
- 「こども110番の家」の再点検と協力者への緊急時対応の徹底を行うこと。
- 通学路への防犯カメラの設置の拡充を行うこと。
- 一人ひとりが自尊感情を高め、一人も置き去りにせず、命の大切さを学ぶ教育を実践すること。
- 生きづらさを抱えた人が、社会的孤立を深めないよう、あらゆる方策を検討すること。
以上
福岡市長 髙島宗一郎 様
福岡市教育長 星子明夫 様
令和元年6月6日
公明党福岡市議団
黒子秀勇樹 大石 修二
山口 剛司 楠 正信
松野 隆 尾花 康広
篠原 達也 高木 勝利
古川 清文 大坪真由美
川上 多恵 勝山 信吾